毎年お盆過ぎに開催される恒例の「利根町民納涼花火大会」。
ことし(2005)はその第28回目になります。
盆踊りや縁日の店がたくさん出店し、利根町民だけでなく、我孫子市、取手市ほか
近隣の市町村から大勢の人が詰め掛けます。
昨年の実績では2万人。
ことしは景気もいまひとつで花火の本数がかなり少なくなったようですが、
それでもたくさんの人で賑わいました。
恒例の徳満寺の川施餓鬼という燈籠流しもあり、
タヌポンも初めて燈籠を流してご先祖様の供養をしました。
2005年はコンパクトデジカメで夜の撮影には不向きでした。
2007年に、一眼レフで三脚立てて撮りましたので、少しはマシな写真になっていると思います。
ということで、以下 2007年の花火 スライドショーからご覧ください。
以下、スライドショーをお楽しみください。画像にマウスを当てるとストップします。離すとまた進行。
▽ 開催日時 | 8月18日(土) 20時20分〜20時50分(悪天の場合は19日に延期) |
▽ 開催場所 | 利根川栄橋下河川敷 |
▽ 打ち上げ数 | 800発 |
▽ 昨年の人出 | 15000人 |
▽ 問い合わせ先 | 0297−68−2211 利根町観光協会 ※当日の問い合わせは、0180−99−3590(自動音声案内) |
▽ 交通 | JR布佐駅より徒歩10分 首都圏中央連絡自動車道牛久阿見ICより約25分/無料駐車場あり(500台) |
▽ 有料席 | なし |
▽ 開催日時 | 8月20日(土) 午後5時45分〜9時10分(雨天・強風の場合は21日に延期) |
▽ 開催場所 | 利根川栄橋下河川敷 |
▽ 主催 | 利根町観光協会 |
▽ 後援 | 利根町、国土交通省利根川下流工事事務所、利根町商工会、利根町建設業協会 |
▽ 問い合わせ先 | 利根町観光協会(事務局:利根町役場経済課内 рO297−68−2211) |
▽ 当日音声案内 | 0180−99−3590(一部携帯電話からのご利用はできません) |
▽ 会場周辺交通規制 | 午後5時40分〜9時40分 |
▽ 駐車場 | 利根緑地運動公園、役場、利根町保健センター、徳満寺 |
▽ 駐輪場 | 常陽銀行利根支店 |
▽ 注意 | 会場周辺(駐車場)は大変混雑が予想されます。お車でのご来場はお控えください。ご協力お願いいたします。 |
▽ プログラム | ![]() |
17:45〜 | 文間小学校、布川小学校児童、利根中学校生徒によるアトラクション、フラダンス、よさこいソーラン |
19:00〜 | 盆踊り |
20:10〜 | 川施餓鬼(灯籠流し):徳満寺 |
20:30〜 | 花火打ち上げ |
タヌポンは開始前の昼過ぎや夕方にも会場に行ってみました。
そのときの様子も含めてご紹介します。
交通規制はここ2.3年前からさらに厳しくなったような気がします。
左の写真は役場の駐車場への誘導立札ですが、午後6時過ぎでほぼ満杯になるみたいで、
クルマで来る人はちょっと覚悟しないとダメです。
右は土手沿いの道なのですが、交通規制はクルマだけでなく50ccのバイクにも適用されます。
以前はそんなことなかったので、タヌポンは花火打ち上げのすぐ近くまでバイクで行って見たことがあるのですが、
昨年、もうどの道からもそういう風にはいけなくなりました。徒歩でないと通してもらえません。
前日から野宿覚悟でいけばなんとかなるかも知れませんが、そこまでやります?
夕方、まだ明るいうちから、ほらね。おまわりさんが見張っています。まあここは通れるところなのですが、渋滞しますからね。
右は7時半頃、取手方面から栄橋に向かうクルマ。橋そのものは渡れますが、直進はできません。
タヌポンは別の用事で17:45〜からの小学校、中学校生徒によるアトラクションは見られませんでした。
いつも行われていたかどうかも記憶にありません。
来年、あれば撮ります。
さて、19:45ころ会場に向かいました。
ちょうど8時に主催の利根町観光協会の方からご挨拶。
きょうは昼は残暑でしたが、程よい風が吹き天候には恵まれました。
もし、雨天が2日続くとどうなるんでしょうね。
同日の使用前・使用後、とでも申しましょうか。
花火の打ち上げ少し前に、
これも恒例の川施餓鬼という行事が行われます。
施餓鬼(せがき)とは餓鬼に施しをするという文字通りの意味で、
あの世で飢えや渇きに苦しんでいる餓鬼道(がきどう)にいる諸霊に
飲食(おんじき)を施して供養することをいいます。
この施餓鬼を川や船を利用して行うのを「川施餓鬼」と呼びます。
飲食(おんじき)にあたるものが燈籠になって川に流す、
これが燈籠流しという行事になりました。
水溶性の経木を流す地域もあります。
よく似た言葉に精霊流しというのがありますが、
これは初盆を迎える故人がいる家がお盆で帰ってきた故人の魂をお見送りするための船を流すことです。
燈籠流しもほぼ同様なものだと思います。
徳満寺の場合は、施餓鬼と精霊流しをミックスしたような感じで、
しかもとくに新盆だけではなく祖先全般の供養に範囲を広げて行われているようです。
徳満寺の檀家の人たちだけのものといままで思っていましたが、
だれでも参加できることが分かりましたので、
タヌポンも初めて祖先のために燈籠流しをすることにしました。
ちなみに「・・家」とひとつで事足ります。1,500円でした。
あとろうそくは1本100円です。
ろうそくは左の写真の棚に灯明として入れてもらえます。
受付しますと、燈籠に・・・家と施主(タヌポンです)の名前を書いてくれます。
受付所のすぐ脇に下の写真のような「川施餓鬼供養の卒塔婆」が設けられていて、そこにお線香をさします。
その間、それを取り囲むようにしてまわりに徳満寺のご住職以下4.5人のお坊さんが立ち並びお経をあげます。
そしていよいよ舟を出します。
これには檀家の方しか乗れないようですね。
夜の写真では分かりにくいので左を見てください。
そして、こうなります。
燈籠流し、です。
栄橋の上から撮りました。
ちょうどきょうは満月。
左が盆踊り会場。
右は利根川とその川面に浮かぶ燈籠の灯りです。
(12/08/05) (12/06/29 再構成) (05/08/21) (撮影 07/08/18・05/08/20)