実はタヌポンは龍ケ崎線を利用するのは今回が初めてなのです。
龍ケ崎駅はタヌポンの通勤の最寄り駅ではないからです。
でも、クルマやバイクで何度か駅前に来たことはあります。
この駅は関東鉄道龍ケ崎線の始発駅です。始発と言っても、この線は駅の数がわずか3駅。
龍ケ崎、入地(いれじ)、佐貫の3つ。単線で1両だけの小さな路線です。
常磐線が開通したとき、龍ケ崎を経由するかどうかで反対とかあって結局、こうした飛び出た支線ができたということらしいです。
まさに龍ケ崎の名にふさわしい、竜の目が飛び出たようなイメージですね。
でも、龍ケ崎に住む人々にとって、もし「龍ケ崎と言えば?」という質問を投げかけられたとき、きっと何人かはこのほのぼのとした関東鉄道龍ケ崎線の名前をあげるのではないでしょうか。
タヌポンもこのミニ路線と龍ケ崎駅近隣の何かレトロ的な雰囲気が大好きです。
利根町との合併の話があって(それは今回は流れてしまいましたが)、1周年企画としてここを取り上げようと思っていました。
ちょっと遅くなりましたが、ここにご紹介します。
車両はきれいです。
もっとオンボロのほうが・・・ちょっと不満と言っては失礼でしょうか。
龍ケ崎駅前にはなんとなく懐かしい空気が流れています。
右は待合室?
駅の隣。なんかいいなあ。
タクシー乗り場など。
こんな理髪店なんか、サイコーですね。
龍ケ崎駅のすぐ近くに6本の道路が交差する珍しい交差点があります。以下がそれ。
南に走る道から北を見たところ。
左方が龍ケ崎駅に通じる道、その右にちょっと見づらいですが(白い建物の前)駅の裏手に回る小路。
その右、青い車が見える道が北の市役所へ通じる道、さらにその右が東に向かう道。
これで都合5本ですが、ここでは見えませんが左の手前にもう1本、龍ケ崎線と並行して西に向かう道があるのです。
これで全部で6本。
青信号でも慣れないと、思った方向へ向かっていいのかどうか迷うドライバーもいるのではないでしょうか。
これは、南の歩道橋から交差点を見下ろしたシーンです。
ところで、このレトロな歩道橋は、まもなく撤去されるらしいです。
撤去されたあとはどうなるのか、
再度訪れて撮影しなければなりませんね。
2008年1月末には撤去されるようです。きれいになるのでしょうが、なんか淋しい気もしますね。
電車発進の様子です。
電車の発着には
何か物語を感じますね。
何かの始まりと、そして終わり・・・。
それでは、通しで龍ケ崎駅から佐貫駅まで。
たった2駅、4.5kmですが、ご一緒しましょうか。
途中にあるたった一駅の入地駅。「いれじ」とは奇妙な名前ですね。
ここものんびりしたムードが漂っています。右の写真は龍ケ崎駅方向を見たところ。
下の写真はホーム中ほどと最後尾から佐貫方面に向かって撮ったもの。
小さな待合室。ポスターなんかが貼ってあります。
待合室の中から。
不思議なものを見つけました。しかも2種類。何を開けるキーなんでしょうか?
ひとつは標識の柱に、もうひとつは龍ケ崎寄りのホーム先端の金網に。(クリックして拡大できます)
こんどは逆方向。入地駅から龍ケ崎に戻ってみましょう。
何か哀愁があります。駅というより、停車場。
いつまでも風雪に耐えて残ってほしい、なんて思ってしまいます。
車庫のUP写真でお別れとしましょう。
(11/11/22・10/01/21追記再構成) (05/10/22) (撮影05/04/29・07/08/04)