狸の巻物 神社・探索知識の巻

探索装備品

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この巻では、神社や仏教、民間宗教等以外のことで、探索に関連するひとくち知識などを
“とりあえずランダム”に掲載してみようかなどと思っています。
もし、コンテンツが増えていくようなら、再度、分類再編成する予定ですが・・・。
果たしてどうなりますか。


探索装備品

装備とは大げさですが、出かけてしまってから、あれ持ってくればよかったとか、
・・・を見につけてくればよかった、
などと後悔せずに事前にチェックすることをお勧めします。

前提としては、単純に探索ということではなく、タヌポンがしているように、
「発見」を記録・撮影し、それを持ち帰ることを目的とします。
そのための装備の品です。見て廻るだけならデジカメも要りませんしね。

WEBに載せるか、著作物として出版発行し返品の山をつくるか、
写真集を出して意外な印刷費の請求に驚き大損するか、
単にコレクターとなって日夜眺めて家族・隣人・友人から奇人扱いされるか、
あるいはただただパソコンに取り込むだけを限りなく繰り返し
ハードディスクをクラッシュさせてしまうか、
はたまた即座にデリートしてしまうか、
それともアウトプットした作品が各方面より大反響・大好評で、一躍有名人・大金持ちになるか、
持ち帰った後のことは皆さんご自由にお選びください。

以下、解説はRPG攻略マニュアル風に・・・


武器

 デジカメ

素手では目的は到底、達し得ません。デッサンの才能がある方は勝手にどうぞ。
デジカメはできれば2機あると理想です。
万が一、谷底に落としてしまったり、ワルガキに恐喝されて盗られてしまったときの予備に。
欲張れば、接写用のがあるといいなあ。欲しいなあ。
橋から川など写しているとき、つい手を滑らせてしまって落とさないために、
タヌポンはデジカメにヒモをつけて首からぶら提げています。
カッコ悪いなんて気にしません。

花火や夜の精密な写真は三脚がないとダメのようです。
タヌポンは持っていません。ほとんど昼間の探索ですからいいです。
(なんちゃって・・・06/09にデジタルイチガンレフとともに、さっそうと手に入れたのであった)
このあたりカメラワークの詳細は皆さんで研究して持ち物を決めてくださいね。
あまり凝っちゃうと荷物が重くなりますよ。

サバイバルナイフ?要らないでしょう。


防具

 

季節とかにもよりますが好きな人なら軽めの帽子があったほうがいいでしょう。
小雨が振り出したときなんかには便利です。夏の炎天下のときもいいでしょう。
タヌポンはあまり好きではありませんが。

 

季節にあったもの。軽装
もし竹やぶに入るといっても「くさりかたびら」なんか必要ありませんよ。
どうしてもという趣味の人はご勝手に。だいいち売ってるの?

 

これはなるべく滑らない軽いシューズがいいですね。当たり前です。
どうしても通勤革靴がいいという人はまあいちどそれで試してみてください。
とくに雨上がりの山道・坂道・崖・ぬかるみなどがお勧めです。
地下足袋っていうのもサイコーなんでしょうが、tanuponは遠慮しておきます。
裸足は鍛えた人ならいいでしょうが、市街地だと人目につくかも知れません。

あっともう一言、付け加えます。
夏はタヌポンは半ズボンで通したりしてますが、先日探索時にひどい目に遭いました。
雑草の生い茂る山道や竹薮などに入るときなどやはり半ズボンは辛いかも。
そんな可能性のある日は、止しましょうね。(05/08/12追記)


バックパック

 小さめのショルダーバッグ

両手が使えるよう襷がけにして持つことをお勧めします。
タヌポンは少しなで肩なので襷がけでないとズルリと落ちて困ります。
1000円くらいので十分です。セリーヌやフェンディなどでなくともいいんじゃあないですか。

文字通りのバックパック・リュックサック・ナップサックはお勧めできませんです。
急いで地図を見たりやバッテリ交換など何かを取り出すときに、
いちいち背中から下ろしていてはシャッターチャンスを逃す原因にもなります。
リュックは個人的に嫌いです。
いや満員電車の中で背中に担いでいる老若男女すべてが大嫌いです。
殴ってやりたくなります。下ろして前で持てっちゅうの!

すぐに中身が取り出せるショルダーをもった上で、
それでもどうしてもバックパックを担ぎたい人はどうぞ。
シャベルとか入れておくと、春先など雨後の竹薮で少しいいことがあるかも・・・。
しかし、これは探索の本来の目的から逸脱していますので、「節度」ある態度を。


バックパックおよびポケットの中身

 探索マップ

まあ、目的地へのおおよその地図、詳細地図いろいろ。
でも大日本帝国地図特大版とか銀河系詳細ワールドワイドMap全32巻など大きな地図はムリです。
必要なら事前にコピーするなりして持っていきましょう。

 ノートとボールペン

ノートはA6くらいの小さいほうがいいでしょう。
ボールペンは2本は用意したいですね。これも底なし沼に落としてしまったり、
高いボールペンだと道を聞いたおばさんに
「あら、いいのもってるじゃない」とか言われて取られてしまったり
(おばさんには決してさからってはいけません)、
質の悪いボールペンだとまだインクが残っているのに出なくなったり、
肝心のときに使えないと困るからです。
ほどほどの使いやすいのを2本、がいいですね。

えっ、何を書くのですって?ちっちっちっち、分ってませんね。
いろいろあるでしょ。鳥居の3サイズとか、蛇がいそうなポイントとか
話し好きで放してくれないおぢいさんがいつも待ち伏せしている場所とかいろいろ。
再訪問するときとか地図を作るときに必要でしょ?みんなそんな記憶力、よくないのだから。
しかも帰宅してすぐコンテンツ作るのならまだしも、
1ヵ月も経って「どれっ、まとめてみっか」と思っても頭の中はすでにからっぽ、なんですから。

 メジャー

つまり巻尺ですな。子育て観音様の3サイズなど測ったりするため。
手のひらのサイズを覚えていてもやっぱりメンドクサイですよ。1mもあれば十分でしょう。
おばさんの3サイズは測りませんのでそれ以上長いのは必要ないでしょう。
ズボンのベルトで代用する?まあパンツ姿で歩きなさい。

 虫眼鏡

これは老眼の人用です。最近、地図の小さい字が読めなくてねえ。
石像に彫られた字などを見るときにも便利かも知れません。

 デジカメ関連用品

なんてったって、控えのバッテリとメモリ
最近はメモリはけっこう大きいものが増えましたが、
電池がすぐなくなってしまうのは困りますね。
探索後半であともう少しというところで、必ず何かの発見があるものです。
そんなときに限ってバッテリ切れというケースにいままで何度か遭遇しました。
そのときの悔しいことといったら・・・。再訪問するしかないわけですから。
メタルキングが現れたあのポイントへまた、と言っても、
逃したチャンスは二度とはもどりません。歳月人を待たず。当たり前ですが。
メーカーもそんなタヌポンの足元を見て意外と高値な設定になっていて困りますが、
控えがあるとないとでは大違いですので多少の出費は覚悟しましょう。

 ティッシュ

何かと便利です。野・・・はタヌポンはしません。

 防虫スプレー

二日酔いで酒の匂い漂うタヌポンの汗かき夏の探索にはまず欠かせません
だいたい半ズボンですしね。暑くてやっとられませんよ、夏は。
薮蚊30匹に同時に刺されたら痒ーーーーーいという程度の言葉では、
その辛さは表現しつくせません。
それと、素手ではうかつには蚊も殺せないのですよ。
というのは、蚊自身が始めからもっている特殊なウィルスがあって、
血を吸っている最中の蚊をペチンと叩いてやっつけると
そのウィルスがこちらの傷口から進入し、死に至るかも知れない病気になるんですって!!!
ですから、蚊はやっつけずそのまま血を満足いくまで吸わせるか、
飛んでいるところを叩きましょうなんてNHKのがってん承知なんとかでやってました。
冗談じゃないですよね。こんのやろうと、叩いてしまいますよ〜。
で、スプレーは絶対、必です。でも、蚊の大群には効くのかな〜。

 剪定はさみ

やっと草陰に見つけた石祠。
でもその前に雑草が生い茂り、カメラを向けても撮れるのは草ばかり。
そんなときには、雑草取りをまずしなければなりません。
これが雑草の種類によっては一筋縄ではいかないときがあります。
掴んだ瞬間、あいたたたたたたた、という棘のあるもの。ぎょっとする芋虫がついているもの。
地下茎が張って容易に抜けない小笹、細いのにびくともしない大樹の新芽などなど。
こんなときにはハサミです。鎌などは反って使い辛いでしょう。
「ダメでしょ。もっと根っこからとらないと、すぐ雑草は伸びるんだから!」
などと口うるさい奥さんに叱られることはありません。
庭のようになにも根っこまできれいに取ってやる必要はないのです。
カメラできれいに撮れるような程度に雑草類を切ってやればいいのです。
軍手なども便利なのですが、手が熱くてタヌポンはあまり好きではありません。
お好みでどうぞ。

 薬草と回復

現地調達?草花・きのこ類に関して知識と自信のあるかたはどうぞ。
バンドエイドオロナイン軟膏のようなものかゆみどめ(夏の蚊用)。
毒蛇にかまれたら・・・これは各自研究を。
回復・・・まあお好みの飲み物でいいんじゃないでしょうか。物見遊山ではなく探索ですから。
お好きなら遭難用にチョコレートや乾パンなんかも。

 携帯電話

まあ不意の事故用です。
恋人がいる人もこのときは探索に集中し、どうしてもというのであれば、
休憩時に時間を決めてかけましょう。
背後から熊や大蛇、つちのこや山姥(やまんば)が襲い掛かろうとしているかも知れないので
長話にはくれぐれも注意。


所持金

 小銭少々(で十分)

路傍の名もない石碑にも神々の魂が宿っています(と言われています)。
粗相のないように敬意を払わねばなりません。
だれも見ていないだろう、ですって?とんでもない。森羅万象、無数の神々が見ています。
あなた自身の心もそれを見ています
まちがって放屁したり脇に立ち・・・した時には、
10円あるいは持ち合わせていれば気前よく1万円も奉納するとまちがいはありません。
(もし運良く、いや悪く500円玉しかなかったら・・・うーーん、困りましたね。次の機会に小銭か1万円持ってくるといいでしょう)。
そのときの注意は、まず奉納してから参拝です。
100ものたくさんの勝手な願い事をさんざん言って参拝してからその後でお賽銭、では順序がちがいます。
これでは願い事もかないません。


移動手段

 バイクか徒歩

チョコボとかがあれば最高なんでしょうがギサールの野菜とかいう持ち物も増えて・・・。
(上記の意味が不明な方は、テレビゲームが好きな人に聞くかファイナルファンタジー チョコボで検索してください)

自家用車はまずダメです。途中までしか行けません。軽でもダメな路が多いです。
クルマで行けるようなところに「発見」などありません。
タヌポンはもっぱら50ccバイク+徒歩です。

途中からバイクを一旦降りて徒歩で行く、ということになりますので、
貴重品などバイクに残して行けません。
したがって持ち物はなるべくコンパクトなものにして徒歩の負担を軽くする必要があります。
お泊りセットとか、広辞苑、将棋盤、漬け物石などまったく不要です。
また、タヌポンが溜め込んでいる贅肉等もまったく要りません。身軽がいちばん、です。

でも、ヘルメットがねえ・・・だれも盗んでいかないとは思うのですけど持っていくのは面倒だし
バイクの籠に入れておくだけでは何か心配で。
もし戻ってきてなくなっていたら、帰路で警察署の前、通れませんしね。
カギなど付けられるのかしら?それほど高価なものでもないだけに反って困ります。
(05/08/05)