利根町百景 目 次
2007年9月にサイト開設3周年を迎えるので何か企画を、
ということで「利根町百景」を選んでみようと思い立ちました。
だいたい利根町の98%は主なものを紹介したので、全般的なものをという趣旨です。
いままで見たなかで印象に残っている地点をピンポイント・ランダムに選んでみました。
それほど美しくなくとも、たまたまきれいに写真が撮れたらそれも加えようなんて思っています。
名所・旧跡というより、気に入った写真の百景ということでしょうか。
百も集まるのかどうか、あるいはもっとあるのか、現在のところ分かりませんが、
いちどに100点はムリなので、クォーターずつ4回に別けてUPさせていこうかと思っています。
ということで、最初の25景をここにお届けします。(07/07/15)
春限定 | 夏限定 | 秋限定 | 晩秋・冬限定 |
番号をクリックすると当該No.の項目に飛びます。
項目それぞれのミニ画像をクリックすると、921×614の少し大きめの拡大画像が見られます。
※本コンテンツ(利根町百景1)準備中に、No.14「新利根川の赤い橋」の地点に訪れたとき橋が消失しているのを知りました。が、すでに掲載を予定していたのでそのまま残しました。ここを訪れても、もう壊れた橋を見ることはできませんのでご了承ください。
→ ほかにも、本コンテンツ作成以降に、道路整備や環境変化および被写体自体の消失等で、掲載した風景・光景が見られない所も数ヵ所出てきましたが、そのまま掲載しています。(2017/12月末現在)
番号 | 画像 | 名称 | 撮影地点 | 解説 | 補足 |
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1 | 利根川1 | 利根川遊歩道押付新田付近 | 利根町というからにはやはり利根川でしょうか。利根川はここからの眺めがいちばん好きです。小貝川との合流地点。中央右に見える白い建物は、東京芸大の取手校舎です。ここより南の栄橋寄りにもいい景色はあるのですが、高架線が邪魔をしているのです。 | 夕景@ 夕景A |
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2 | 旧琴平橋 | 羽根野地区 戸田井橋手前の琴平橋(陸橋)から |
戸田井橋すぐ手前の陸橋(琴平橋)から北を眺めると前方彼方に豊田堰が見えますが、下方に見えるのがこの旧琴平橋。その下には豊田堰からの用水が流れています。この橋へ行くのにはどうしたらいいのでしょう?ぜひチャレンジしてみてください。 | もとは琴平橋であった証明 |
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3 | 諏訪神社の白山桜 | 羽根野地区 諏訪神社境内 |
4本立て。樹高21.0m、幹周6m60cm、樹齢推定約400年のシロヤマザクラ。ソメイヨシノの花見シーズンが終焉したあとで、小さな花を静かに咲かせます。昔は、花見といえばこのヤマザクラだったのですね。(一回、花を撮ってこないとなあ。いつ咲くんだろう?) | 諏訪神社2「4本立てのシロヤマザクラ」 | |
4 | 諏訪神社のスダジイ1 | 羽根野地区 諏訪神社裏口の鳥居横 |
諏訪神社の裏口といえば、その前に開けた田園の先から朱色の鳥居ばかりが目立ちます。でも鳥居に向かってその左にあるこの大樹も見逃してはいけませんね。樹高13.0m、幹周8m26cm。地上1mで大きく3分岐しています。 | 大樹近影 諏訪神社2「スダジイの巨木」 |
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5 | 諏訪神社のスダジイ2 | 羽根野地区 諏訪神社境内下の石段付近 |
正門から入り最後の階段の手前(境内より10段下)にも巨木があります。これもスダジイであることが分かりました。幹周11m40cm、6本に枝分かれしています。この辺りは、夏場は藪蚊がブンブン。行くときは防虫スプレーをお忘れなく。 | 諏訪神社2「スダジイの巨木2」 | |
6 | かぶと塚 | 横須賀北 利根(旧新舘)中グラウンド西 |
農道のような小路で、北にかぶと塚、東によろい塚が見渡せる場所が、もえぎ野台南の横須賀にあります。利根中学校の裏手を西に少し進み小路を右に曲がったところがポイント。見晴らしがいいのですぐ分かります。 | よろい塚とかぶと塚(コンテンツ) | |
7 | よろい塚 | 横須賀北 利根(旧新舘)中グラウンド西 |
かぶと塚は小路の進行方向正面(北)、このよろい塚は右手(東)。塚の中にはほんとうに同じ人間の首と胴が埋められているのでしょうか?撮影地点は横須賀ですが、塚は2つとももえぎ野台地区となります。 | かぶと塚とよろい塚 |
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8 | 鎌倉街道 | 奥山・押戸地区 | もう、利根町の数少ない財産といってもいい鎌倉街道。ここを切り開いて宅地化するとか、そういうことはまずないでしょう。忘れ去られようとしていく町であるからこその残された財産といえましょうか。 | 入口 街道 竹林 中央部 鎌倉街道(コンテンツ) |
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9 | 王子神社 | 立木地区 鎌倉街道内部 |
最初、この神社を発見したとき、ちょっとした戦慄を感じました。鎌倉街道に初めて足を踏み入れたときでもありました。街道途中のある四辻からふと左をみたときの印象をぜひ皆さんも。拝殿裏にもきっと異次元の何かを見つけるでしょう。 | 鎌倉街道(王子神社への路) | |
10 | やまなみ園前の眺望 | 立木地区 特別老後施設前 |
蛟蝄神社奥の宮前の通り近辺から小路を北に登ると、高台にやまなみ園があり、その前は広大な原野が開けています。何か土建業の土砂採取場から続いている原野のようですが、この下に降りてみたいという誘惑にときどき駆られます。(→ 2016年以降、ソーラーパネル設置で様相が一変しました) | 下に降りてみたいという誘惑 | |
11 | やまなみ園前の大樹 | 立木地区 特別老後施設前 |
やまなみ園の周囲の散策路はタヌポンのお気に入りの場所です。北の大房に抜ける小路の手前には小さな畑があったり、また栗が生っている場所も。ちょっと開けたところにスダジイの大樹を見つけました。このつるのような枝ぶりはすごいですね。 | 大樹全容 |
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12 | 蛟蝄神社奥の宮 | 立木地区 | 利根町でいちばん古い歴史をもつとされる蛟蝄神社奥の宮。さすがに風格があります。決して派手ではないけれど、年代を経た寄棟造りの屋根の朱が艶やかさを感じさせます。 (→ これも「記念事業」により建て替えとなりました。新社殿は こちら) |
蛟蝄神社奥の宮(コンテンツ) | |
13 | やじり塚 | 大房地区 蛟蝄神社から東の交差点をさらに東へ |
西の大平神社のお大平さまの狩猟の流れ矢が飛んできて、そこから矢篠が育ってできたという伝説の塚。いまはペットのお墓となっています。タヌポン家の愛犬チョコも万一のとき・・・なんて考えたこともありました。 | 塚 全景 やじり塚 (コンテンツ) |
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14 | 新利根川の赤い橋 なんと橋が消失!(07/07/08) |
惣新田地区 三夜橋の西 |
惣新田地区に来ると、新利根川はようやく川らしくなってきます。テトラポットなどの無粋なものがない、ほんとに昔ながらの小川の雰囲気を十分に楽しむことができます。そんななかで見つけたこの「赤い橋」。このまま朽ち果てていく様がなんとも言えません。 | 消失 惣新田・新利根川の自然 |
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15 | 筑波山遠景 | 惣新田北・新利根川畔から | 筑波山は、富士山などと比べれば形がいいとは言えない山ですが、関東平野からくっきりと見える場合が多いので、手前の景色がいい場合はそれなりに写ります。これは新利根川のあの朽ちた赤い橋付近から北を眺めたところ。 | ||
16 | 利根親水公園 | 中谷地区 歴史民俗資料館より北に徒歩5分 |
2001(平成13)年9月に造られました。5月のカキツバタ、6月は紫陽花、スイレン、真夏には古代ハスが咲きます。湿地の中央に縦横に桟橋が架けられ、なかなかいい雰囲気です。ヤナギもいい味を出しています。 | 利根親水公園(景色) | |
17 | 円明寺のスダジイ群 | 立木地区 円明寺山門脇 |
円明寺山門脇には道路に沿ってスダジイの大樹が10数本、並んで立っています。なかなかの壮観です。左から3本目はとくに大きく、樹高25.5m、幹周4m31cm、樹齢は500年と推定されています。 | ||
18 | 円明寺の金木犀(本堂等建替前時点) | 立木地区 円明寺境内 |
とても大きな金木犀です。でも、金木犀は花弁が小さいせいかタヌポンにはどうもシャープな写真が撮れません。技術の限界ですか、ピンがどうも甘いですねえ。どうしたらいいんだろう?樹高16.0m、幹周1m98cm、これも樹齢は500年と推定されています。 | ||
19 | 御岳塚 | 立木地区 シルバー人材センター東から |
この丘陵が御岳塚と呼ばれ、この中には岩井城の館跡があるということなのですが、タヌポンはまだその館跡をしかとは探し出してはいません。それよりも、ここからの並木などの景色を見るだけでも満足です。 (→ 2012年夏、御岳塚発見!) |
岩井城と御岳塚 | |
20 | 青田と古井戸 | 立木地区 田園 |
自然にはただその景色だけではなく、なにか癒されるオブジェがときに見つかります。雨蛙や赤トンボなどだけではなく、ポンプなど畑の灌漑施設なども・・・。ただそれが少し朽ちているところがミソです。 | 青田灌漑 |
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21 | 押戸田園風景 | 奥山方面から押戸の田園を | 新舘中の裏通りからまっすぐ東に向かうと、左手に立木・押戸の田園が広がっています。鎌倉街道が走る奥山の丘陵を背景に、また、南の立木の丘陵を背景に、いずれもとても清々しく、長閑な景観が続きます。 | 水田 冬 立木 |
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22 | 応順寺の亀趺(きふ)墓 | 羽中地区 応順寺 |
景色というより、お墓ですが、これは一見の価値ありです。書家の杉野東山の亀趺(きふ)墓と呼ばれるものです。墓石を背負っているのは亀のように見えますが、何かヘンな感じはしませんか?その理由は応順寺のコンテンツ→で。 | 応順寺の亀趺(きふ)墓 | |
23 | 一里塚 | 中田切地区 NTT利根電話交換センター裏通り北 |
ここはちょっと分かりにくいところですね。千葉龍ケ崎線から少し西に小路を入ったところにあるのですが、舗装されていないので雨上がりなどはぬかるんでいたりします。周りが水田なので、青田〜収穫時の景色がおすすめです。 | 田植 青田 佐竹街道と一里塚 |
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24 | 桜公園 | 布川地区 利根フレッシュタウン入口付近のプレイロット |
タヌポンが勝手に桜公園と言っているだけで正式名称は分かりません。ここはソメイヨシノだけでなく、珍しい寒緋桜や河津桜もあります(現在不明、枯死?)。桜のほかにも、近隣の人たちが思い思いの草花を植えたりしていますので、四季折々の華やかさがあります。 | 染井吉野 河津桜 寒緋桜 桜公園 (コンテンツ) 桜公園満開 |
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25 | 栄橋夕景 | 布川利根川畔から | 橋の上から上流を眺めた利根川の景色はいまいちです。というのは、これまた無粋な高架線がまるで頭から利根川を押さえつけるように横切っているからです。もし無ければ、どちらかというと暗めの神秘的な流れを撮るといいかも知れません。 | 河川敷から1 河川敷から2 |
※巨木データは、「利根町の巨木とタブノキ」(利根タブノキ会刊)によります。
(17/12/28・11/03/09・10/02/15・10/02/13・09/04/06・09/04/02・09/03/21 更新) (07/07/15)
(撮影 08/10/02・08/08/06・07/07/08・07/06/17・07/06/16・07/05/26・07/05/05・07/05/04・07/04/07・07/02/25・07/01/27・06/10/07・06/09/24・06/09/16・06/09/10・06/05/20)
► 利根町百景2 No.26〜No.50
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